これから書く事は、3年間何十軒かの園を担当撮影してて、個人的に感じた事です。
なので、その中だけでの、なんの裏付けのない話ですが、実際に見聞きした話です。
未だに写真を掲示して注文を受けてるような時代の感覚の保育士さんがいる。
田舎の単独の保育園に多い気がする。
広域のグループ園や幼稚園には少ないような。。
ある幼稚園の保護者の話では、自分の子供が写っている写真は出来る限り全部欲しい。
片隅に写ってても可愛い
後ろ姿も可愛い
いろんな表情が欲しい
また、そのような園の保育士は保護者の話を良く聞いてる。
自分達で卒園アルバムを作る園は、写真は枚数もバリエーションも沢山あった方が作りやすい事を知っています。
(田舎の)保育園は
片隅に子供が写ってるのは売れない
後ろ姿は売れない
表情違うけど同じような写真はいらない。
枚数はいらない
売れる売れないを保育士が決める。
実際に買うのは保護者だ。
僕の住んでる場所は紛れもなく田舎だ。
もし、こんな園でそんな写真だけしかないなら、カメラマンが悪いと思ってしまう。
実際は園の担当保育士が悪い。
もし自分の子供なら、出来るだけ沢山の写真を見たい。買わないとしてもまずは見たい。
その中から選んで買いたい。
それしかないからそれを買う状態は、写真に期待しなくなる。
そして、いついかなる時も可愛いチャンスを探して一生懸命に沢山撮るカメラマンの評価が下がる。
それはとても良くない事なので、そういう園にはそうじゃないカメラマンに撮影してもらう。
保護者には申し訳ないけど、園とカメラマンの需要と供給があってないので、仕方がない。
今の保護者は自分達でも沢山写真を撮って、沢山見る事に慣れています。
が、園の年配の保育士は、沢山の写真を見るのが手間だと感じているのでは?
だから、なるべく枚数は少なく、お決まりの写真だけにしたい。のでは?
ボランティアで撮影している訳ではありません。写真が売れなければ、仕事になりません。
一枚でも多く買ってもらえるように、努力して撮影してます。
売れない写真は撮らない
なら
売れる写真だけ撮ればいい
マニュアルで動くカメラオペレーターにでも、頼んでください。
ただ、売れないと思っているその一枚が、とても大事な一枚になる事があるのを僕
は知っていますので、その一枚を見逃したくないです。
ましてや園の判断でなかった事にはされたくないです。
売れる売れないは誰にも決められません。
カメラマンは可能性を潰してはいけないと思っています。
その子の思い出を潰してはいけないと思っています。